C2PAは、誰が何をしたかを署名付きの形でファイルに添える規格です。有用ですが誤解されやすくもあります。署名が有効だという言葉は、署名後にファイルが変わっていないという意味であって、署名した人が名乗るとおりの人だという意味ではありません。
作った道具、行った作業、使った素材、そしてAI生成かどうかを明かす項目が入ります。生成ツールが自らの出力にAI生成と書き込む例が増えており、この項目があれば最も速く確実な答えになります。
自己署名の証明書を作り、特定のカメラで撮影したと主張するマニフェストに本物の署名を付けるには命令一つで足ります。そうして作ったファイルも検証ツールでは有効と出ます。ですから証明書が既知の信頼リストにあるかを別に確かめ、その結果を有効かどうかとは分けて示さなければなりません。
信頼リストを導入していなければ証明書を照合する方法がありません。このとき不明な証明書だと言うのはファイルへの濡れ衣です。照合していないという事実をそのまま書き、リストを導入すれば次の解析から照合すると案内するのが正しい態度です。
署名がまったくないのはよくあることで、それ自体は悪い兆候ではありません。ほとんどの写真にはもともとありません。一方、署名があるのに内容と合わないのなら、それは署名後にファイルが変わったという意味であり、はっきりとした確認事項です。
この文書は一般的な案内であり、法的助言ではありません。検査結果は確率的な評価であって証明ではありません。